プレミアム付商品券の利用可能店舗数が46万店舗に

プレミアム付商品券の利用可能店舗数が9月13日時点で約46万店舗にのぼっていることが分かった。西村康稔経済再生担当大臣が9月24日に明らかにしたもの。プレミアム付商品券とは、本年10月からの消費税率10%への引上げに伴い、約2450万人の住民税非課税世帯・子育て世帯を対象に、家計の負担緩和のため、全国の市区町村が発行する商品券である。 

対象者は、市区町村にプレミアム付商品券購入引換券交付申請書の提出後(子育て世帯は申請不要)、自宅に届けられた引換券を市区町村が指定する窓口で示すと、一人当たり最大2万5千円分の商品券を2万円で購入できる(5千円分の商品券を4千円で、最大5回に分けて購入可能)。商品券が利用できるのは、本年10月1日から来年3月末までの6ヵ月間となっている。

商品券の利用可能店舗は、各市区町村で公表しており、内閣府ホームページの各市区町村情報からも市区町村にリンクすることで確認できる。この市区町村情報では、利用可能店舗のほか、市区町村により異なる商品券の申請期間等も確認でき、購入対象者に対しては、申請受付・商品券購入・商品券使用のそれぞれの開始日と終了日が、事業者に対しては、プレミアム付商品券取扱事業者受付期間の開始日と終了日が掲載されている。

例えば、東京都新宿区の場合、商品券額面は1枚あたり500円で、1セット10枚綴り(計5000円分)を4000円で購入できる。対象者1人につき5セット(50枚)まで購入可能。販売期間は2019年9月17日から2020年3月31日まで。販売場所は、区内の全ての郵便局(区役所内含む)。販売方法は販売所での対面販売のみ。購入は現金のみで、クレジットカード等は使用できない。

取扱店舗は、新宿区内又は新宿区と隣接する区域の小売店(百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、書店、衣料品店等)、飲食店、サービス業店舗、医療機関、保険薬局、介護事業所 ほか 3514店舗で使用可能となっている(9月13日現在)。使用期間は、2019年10月1日(火)から2020年3月31日まで。なお、商品券の使用に際して、おつりは出ないので注意が必要だ。