2020-04-07
皆さんこんにちは。
関内会計の大森です。
突然ですが、電車内のマナーについて疑問に思ったことはありませんか?
どうして電車内では通話をしたり、飲食をしたり、化粧をすることがマナー違反なのか、ふと疑問に思ったので調べてみました。
ひとまずペースメーカーに悪影響を及ぼす、周囲を汚す恐れがある等の合理的な批判をしたら話は終わってしまうので一旦置いておきます。
今回は迷惑を被らないにもかかわらず、電車内での通話・飲食・化粧に多くの人が感じる嫌悪感の正体をお話しします。
まず前提として「儀礼的無関心」という礼儀作法をお話ししなければなりません。
これは皆が普段意識せずにやっている作法です。例えば電車内では、普通であれば夫婦や親子など親密な関係にある人間しか入ることを許されない距離の中に、見知らぬ他人が入りこんできます。そのような他人と私たちは挨拶を交わしたり、話すことはありません。そして、あたかも隣の他人に関心が無いかのように振舞います。このような態度を「儀礼的無関心」と呼ぶのだそうです。
ですから、電車の中では他の乗客に“あからさまな好奇心を向けること”や“全くの無関心であること”は不適切とされます。何となくイメージが湧いたのではないでしょうか。
「儀礼的無関心」とはあくまで無関心であることを装う一種の演技であり、本当に無関心であることは異なるからです。
冒頭の話に戻ると、通話・飲食・化粧は周囲に対して“全く関心が無いかのような振舞い”であることから、我々は違和感を感じたり、不快に思ったりするのだそうです。
個人的には過度に迷惑を掛けない程度だったら一々目くじらを立てる必要もないのにな、と常々思います。いっその事、女性専用車ならぬ通話・飲食・化粧OKの車両を指定したら万事解決なのではないかなと。
今日は日常の疑問を社会学的観点から書いてみました。
たまには大学で少し勉強していた社会学の教科書でも読み返そうかなと思う今日この頃です。
大森でした。
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