今年の税理士試験は8月8日~10日の3日間実施

国税庁の国税審議会はこのほど、2023年度(第73回)税理士試験を8月8日~8月10日の3日間、全国12の受験地で行うことを発表した。初日は簿記論・財務諸表論・消費税法又は酒税法、2日目は法人税法・相続税法・所得税法、3日目は国税徴収法・固定資産税・住民税又は事業税の各科目を実施する。ちなみに、昨年の第72回試験では、2万8853人が受験し、合格科目が5科目に達した620人の税理士が誕生している。

受験案内及び申込用紙の交付は、4月13日から5月19日までの間に各国税局等で行う。ただし、郵送で申込用紙等を請求する場合は、5月9日までに、封筒の表面に「税理士請求」と赤書の上、返信用封筒(A4判大)を同封して、1人1部ずつ請求する。また、受験申込みの受付期間は5月9日から5月19日までの間。郵送での受験申込みは、申込書類が完備しており、かつ5月19日までの通信日付印のあるものに限り受け付ける。

e-Taxで受験申込みを行う場合は、受験申込受付期間内の5月19日までに受験申込手続きを完了し、かつ、5月19日までに申込書類の全てにつき提出があったもの(5月19日までの通信日付印のあるもの(料金後納郵便または料金別納郵便については、5月19日までに到着したもの))に限り受け付ける。なお、封筒の表面に「税理士試験電子申請添付書類」と赤書の上、必ず一般書留、簡易書留又は特定記録郵便で送付する。

申込書類は、(1)税理士試験受験願書・税理士試験受験申込書、(2)受験票及び写真票、(3)受験資格を有することを証する書面、の3点。合格者の発表は、今年11月30日の予定であり、税理士試験に合格した者について、発表予定日に受験地・受験番号・氏名を官報に掲載する。また、受験手数料は、受験申込科目数に応じ、下記のとおりとなっており、税理士試験受験願書の所定の箇所に受験手数料に相当する収入印紙を消印しないで貼る。

受験手数料は、受験科目が1科目の場合は4000円に、受験科目が2科目以上の場合は1科目追加ごとに加算する額が1500円。この結果、受験科目数に応じ、1科目4000円、2科目5500円、3科目7000円、4科目8500円、5科目1万円となる。なお、e-Taxで受験申込みを行う場合は、送信した税理士試験受験願書を印刷し、所定の箇所に受験手数料に相当する収入印紙を消印しないで貼ることとされている。

2023年度(第73回)税理士試験公告は↓
https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/shikenkekka/kokoku/73.htm