マイナンバーカードのパスワードはコンビニ等で初期化できます

国税庁は、2月26日「マイナンバーカードのパスワードはコンビニ等で初期化できます」を公表した。
 
スマートフォンによる所得税確定申告が増えてきているが、マイナポータルにログインしてe-Taxを利用する場合に必要となる利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)(マイナポータルにログインする際に利用する)、および券面事項入力補助用のパスワード(数字4桁)は3回連続で誤入力した場合パスワードにはロックがかかる。
 
また、e-Taxを利用する場合に必要となる署名用電子証明書のパスワード(英大文字含む6~16桁)は5回連続で誤入力した場合、パスワードにロックがかかることになる。
 
利用者証明用電子証明書パスワードまたは署名用電子証明書パスワードのどちらかがパスワードロックされた場合は、JPKI暗証番号リセットアプリとコンビニ等のキオスク端末を利用して初期化することができる。
 
アプリとコンビニ等のキオスク端末を利用して初期化することができるのは、一方のパスワードが有効であることが必要となるので注意が必要である。
 
例えば、利用者証明用電子証明書のパスワードのロック解除を行う場合は、有効な署名用電子証明書のパスワードが必要となる。
 
利用者証明用電子証明書パスワード、署名用電子証明書パスワードの両方ともロックされてしまった場合には、住民票がある市区町村の窓口でパスワードのロック解除の手続きが必要となり、その際には、顔写真付き公的証明書による本人確認が必要となる。
 
詳細な手続きについては、住民票がある市区町村に問い合わせることが必要となる。(※1)
 
JPKI暗証番号リセットアプリは利用するスマートフォンによってAndroid用、iPhone用が用意されているため、事前にそれぞれにアプリをダウンロード、インストールする必要があり、また、対応機種によっては動作しないことがあるため、事前に確認が必要である。
 
JPKI暗証番号リセットアプリを利用してコンビニ等のキオスク端末を使う操作方法については、公的個人認証サービスポータルサイトに詳細な説明があるため、利用規約も含めて事前に確認しておくとよい。(※2)
 
(参考)マイナンバーカードのパスワードはコンビニ等で初期化できます

https://www.e-tax.nta.go.jp/topics/2025/topics_20250226.htm