2025年2月版無線LAN(Wi-Fi)のセキュリティに関するガイドラインの公表

総務省は、2025年2月5日、以前より公開している「無線LAN(Wi-Fi)のセキュリティに関するガイドライン」を更新した。
 
更新したガイドラインは、利用者向け(自宅Wi-Fi利用者向け 簡易マニュアル、公衆Wi-Fi利用者向け 簡易マニュアル)、提供者向け(公衆Wi-Fi提供者向け セキュリティ対策の手引き)となっている。
 
無線LAN(Wi-Fi)の利用者にとっては、在宅業務の機会も増えてきていることから、自宅Wi-Fiを利用する際の留意点、また、出張先、旅行先でも利用の機会が増えてきている公衆Wi-Fiを利用する際の留意点について、参考になる情報が記載されているため確認しておくとよい。
 
また、無線LAN(Wi-Fi)の利用者だけではなく、幅広い公衆Wi-Fi提供者(飲食店や小売店等をはじめ、地域の活性化に取り組む地方公共団体や商業組合、利用者にサービスを提供する宿泊施設や医療機関等)が、「公衆Wi-Fi提供にはどのようなリスクがあるのか」「具体的にどのような対策をすればいいのか」といったことを確認するとともに、実際の環境に応じたセキュリティ対策をとるための参考情報も提供されているため、公衆Wi-Fiの提供を検討している場合には参考にするとよい。
 
利用者向けの簡易マニュアルでは、自宅Wi-Fi利用者向けで下記5つのセキュリティ対策のポイントが記載されている。
1  セキュリティ方式 は「WPA2またはWPA3」を選択しよう
2  パスワードは第三者に推測されにくいものにしよう
3  サポート期限内のWi-Fiルーターを利用しよう
4  ファームウェアを最新の状態にしよう
5  Wi-Fiルーターの設定を定期的に確認しよう
 
職場での情報セキュリティ対策は十分に行われていると思われるが、自宅では1つのパソコンを共有したり、セキュリティ対策ソフトの更新を行わなかったり、無線LANを含めた情報セキュリティ対策が甘くなりがちなため、自宅で業務を行う前に十分確認と対策を行うことが必要となる。
 
外出先で利用する機会が増えている公衆Wi-Fi利用者向けの簡易マニュアルでは、下記3つのセキュリティ対策のポイントが記載されている。
1  接続するアクセスポイントをよく確認しよう
2  正しいURLでHTTPS通信しているか確認しよう
3  パソコンの共有設定に注意しよう
 
公衆Wi-Fiを利用し、パスワードを使用するウェブサイト等にアクセスする場合は、アクセス後にはパスワードを変更する等によりセキュリティ対策を行うことにも留意するとよい。
 
(参考)無線LAN(Wi-Fi)の安全な利用(セキュリティ確保)について

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/wi-fi/