法人番号公表サイトを4月からセキュリティ強化

国税庁は、ホームページ上の「法人番号公表サイト」のセキュリティ強化を4月1日から実施することを明らかにした。法人番号公表サイトは、13ケタの法人番号とともに法人の商号又は名称、本店又は主たる事務所の所在地の3項目(基本3情報)を公表しているが、官公庁HPへのサイバー攻撃も激しくなってきていることから、セキュリティ強化を目的に常時暗号化通信「TSL1.2」に対応するため変更される。

これに伴って国税庁では、利用の際に不具合が発生する可能性があることから、現在その周知を図っている。具体的には、利用のブラウザに政府認証基盤アプリケーション認証局2(Root)の自己証明書(ルート証明書)がインストールされていない場合には、4月1日以降は利用時に「このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります」などの警告が表示される場合がある。

もし、ブラウザにルート証明書がインストールをされていない場合は、同庁HP等からルート証明書のインストールをすれば利用できる。また、利用者のパソコンが「TSL1.2」に対応していない端末又は「TSL1.2」を有効に設定していない端末等から公表サイトに接続した場合は、閲覧ができない可能性がある。その際には、各端末メーカーに問い合わせをしてほしいと呼び掛けている。

なお、4月1日以降は新たにアドレス(https://www.houjin-bangou.nta.go.jp)が設定されるが、現在のアドレス(http://www.houjin-bangou.nta.go.jp)でも閲覧できるとしている。

この件については↓
http://www.houjin-bangou.nta.go.jp/oshirase/h30/h300226.html