車所有者の3割が最も精神的負担は自動車税等と回答

自動車税・軽自動車税は、毎年4月1日時点での自動車の所有者に対してかかる税金だが、自動車・軽自動車の所有者が、自家用車にかかる費用で最も“精神的に負担”と感じているのは「自動車税・軽自動車税」であることが、日本トレンドリサーチの「車にかかる税金に関するアンケート調査」で分かった。調査は、自家用車を自身で所有している男女750人を対象に5月22~29日に行われたもの。

アンケート結果によると、自家用車にかかる費用のうち自身で支払っているもの(複数回答)については、「ガソリン代」が89.0%で最も多く、以下、主なものは「自動車税・軽自動車税」(88.8%)、「自賠責保険」(86.3%)、「任意保険」(83.5%)、「修理代」(77.5%)、「部品・パーツ・タイヤ代」(77.1%)、「重量税」(76.1%)などが続き、「いずれも支払ってない」との回答は2.9%だった。

自家用車にかかる費用で、最も“精神的に負担”だと感じるものでは「自動車税・軽自動車税」が最も高い29.3%となっており、「整備・メンテナンス費」の23.8%などを大きく引き離している。その理由を聞くと、“車体とは直接関係ない経費だから。何に使われているのか疑問だから”、“必要な物なのに、所有しているだけで金を取られるから”、“所有年数が長くなると税金が上がることに納得できない”などといった声が寄せられている。

なお、自動車税・軽自動車税の支払いに関しては、半数以上の50.8%が「コンビニエンスストアの店頭」で支払っており、「銀行の窓口」(16.5%)、「銀行のATM」(6.9%)のほか、郵便局やJA、市役所などの回答が寄せられた。また、自動車税・軽自動車税の支払い時の決済方法では、「現金払い」が65.5%と圧倒的に多く、次いで、「クレジットカードで支払い」(12.2%)や「口座振替」(9.6%)などだった。

同調査結果は↓
https://trend-research.jp/14912/