年齢の数え方

こんにちは、渡辺です。

2月ももう間もなく終わろうとしていますね。新元号となって始めて(2020年)の223日は天皇誕生日として祝日となりますのでおめでたいお話ではありますが、稼働日が減ってしまうのは厳しいところです。  

この業界で働いてますと、この申告書はいつまでに提出しなければならない、いつまでなら提出することが出来る、などほとんどのものに期限が存在します。

例えば331日決算の会社の法人税の申告書は事業年度終了の日の翌日から2月以内とされていますが、皆さんお分かりの通り531日が期限となります。

これは決算日(初日)を含めずその翌日(41日)から2月を経過する日(531日)を期限とするためこのような表現になっています。

期間の計算をする場合、初日を含まないことが多いですが、これを初日不算入の原則と言います。その一方で初日を算入する法律もあります。その中のひとつに年齢計算に関する法律(民法143条)というのがあります。

皆さん小学生の頃誰が一番年上か?なんて話した記憶がある方も多いと思います。 

結論としては42日生まれが一番年上となりますが、これを解く鍵がこの年齢計算に関する法律に隠されています。 

この法律によると、「年齢は出生の日よりこれを起算する」とされています。つまり初日を算入する代表例となります。 

また、「週、月又は年によって期間を定めたときは、その期間は、暦に従って計算する」とされています。 

例えば520日生まれの場合は、520日を初日として1年を経過する日において年齢が増加することになりますので、519235959秒・・・・に1歳を迎えることになるのです。 

では、学年で一番年上は本当に42日生まれかどうか検証してみましょう。 

4月2日生まれは41日誕生日を迎えることになりますが、41日生まれは331日に誕生日を迎えます。よって41日から331日までの間に一番早く誕生日を迎えるのが42日生まれで、もっとも遅く誕生日を迎えるのが41日生まれということなのだそうです。 

「へー」としか言えないようなちょっとした事ですが、聞いてみると面白いものですね。 

さて、確定申告の期限までじわじわと迫っていますが、あまりぎりぎりにならずに焦らずやっていこうと思います。 

そして関内会計では確定申告の無料相談会を実施します! いつもと違う収入があるんだけど自分だけではちょっとわからないと心配な方、また、ローンで住宅を購入された方は還付額も大きいので是非ご相談を!

日程は残すところあと  3/5()  のみとなっております。 

それ以外の日でも応相談で受付けておりますのでお気軽にご連絡ください。 

以上渡辺でした。