2018-03-13
こんにちは、大森です。
皆さんも一度は宇宙に興味を持ったことがあるのではないでしょうか。
意外にも宇宙開発の歴史は浅く、本格的な研究が始まったのは20紀に入ってからだと言われています。一度1929年の世界恐慌で開発は下火になりますが1957年の第二次世界大戦の後に宇宙開発は再燃します。冷戦期の真っただ中です。
その当時、宇宙開発とはすなわち軍備拡張競争で、弾道ミサイルや人工衛星など軍事的利用が可能な技術の研究でした。21世紀現在は比較的平和な情勢なのでイメージと違う人多いかもしれません。
しかし軍事技術のみが発展したのかと問われれば、それは違います。
宇宙開発によって得られた技術は、私たちの生活の様々な場面で役立てられています。これをスピンオフ(技術移転)と言うそうです。
たとえば医療機器や照明装置などで使われるレーザー技術は、アポロ計画のとき、地球と月の距離を正確に測定するために生まれた技術でした。
また、スペースシャトルの搭乗員同士の通信システムとして開発されたワイヤレス交信システムからはテレビのリモコン等のコ−ドレス製品が商品化されました。
さらに、コンピュータの高性能化・小型化は宇宙開発で生まれたIC(集積回路)のおかげです。
その代わりに莫大な予算が使われているわけですが、、、
昔から賛否両論ある宇宙開発 皆さんはどう思われるでしょうか?
大森でした。