皆さんこんにちは、大森です。
いよいよ春の日和になってきましたね。
ところで空を眺めることはありますか?
春の青空は他の季節に比べて白っぽいですよね。
これには理由があり、春の空気には細かい塵が多く舞っているからです。
どうして塵が舞うと空が白く見えるのか?
そもそも空が青いのは、塵が7色の太陽光線のうち青系統の光を強く反射させるからです。塵が多いと青以外の光も散乱させ、7色の光が混ざって白色光となるそうです。その結果、人の目にも空が白く見えるのだそうです。
春先はまだ植物があまり茂っておらず、地面が露出していることが多いため、そこへ日差しが照りつけることで地面が乾燥し、塵が発生しやすい。
ましてや春は一年で風が一番強い季節ですから、塵が舞うのに十分な環境なのです。
蛇足ですが、夕暮れ時に空が赤く染まるのは、太陽が地球から遠ざかることで波長の短い青系統の光が届かなくなり、代わりに波長の長い赤系統の光が強調されるためだそうです。青系統に比べて反射しにくい赤系統の光ですが、青系統の光が届かなくなったことで、赤が際立っている、ということのようです。
たまには空を眺めてみるのもいかがでしょうか?
大森でした。