2018-04-17
こんにちは、横山です。
4月11日の参議院本会議で、国際観光旅客税(いわゆる「出国税」)の導入が可決されました。
2019年1月7日から、出国時に1,000円が徴収されます。
航空券購入時に上乗せで徴収されるそうです。
1992年に導入された「地価税」以来、国税で恒久的な税目が新設されるのは27年ぶりだそうです。
航空機や船舶の乗員のほか、トランジットで24時間以内に別の国に向かう乗り継ぎ客、2歳未満の幼児などは非課税となります。
2017年の訪日客約2,800万人を含めたと日本からの出国者は約4600万人とされており
1人当たり1000円を徴収すると合計で約460億円の財源となる計算です。
また、2年後には東京五輪・パラリンピックが開催されるため、訪日客だけでも4000万人を見込んでいるようです。
税収の使途は
① 快適な旅行環境の整備
② 日本の多様な魅力に関する情報発信強化
③ 地域固有の文化・市全などを活用した観光資源の整備
の3分野だそうです。
個人的には、出国一回につき1,000円はちょっと高いような気もしますが・・・
徴収すると決まったからには、有効に活用してほしいものです。